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【特選中古品】ダミーカートモデルガン　留之助商店/HCG　留之助ブラスター 2049 ムービープロップ バージョン　（映画『ブレードランナー2049』 デッカードブラスター）

商品の状態：目立つ傷や汚れ少なめ
付属品：本体、箱、説明書、カート5発
動作確認済み
中古特価品につき、ノークレームノーリターン商品になります。ご購入後の返品交換はご遠慮ください。

使用感なく非常に程度が良い美品です。


【商品詳細】（スペックは新品時の情報です）

映画『ブレードランナー 2049』において実際に劇中で使用するプロップガンの提供を行った『留之助商店』による、STGA全日本トイガン安全協会の認定を受けた日本販売仕様のモデルガンです。
発火機能はないダミーカートモデルとなります。

金属製の主要外装部とHWパーツにより、重量は約1200グラムの脅威の手応え感。
銃身下に装着されたモジュールは5箇所のLEDにより赤く発光、ゆっくり点灯する点は緊迫する劇中の雰囲気を見事に演出します。
実物プロップの仕様を緻密に再現したモデルなので、スイングアウトやダブルアクション、ボルト操作も可能となっています。
パッケージはウレタンパッドのハイエンド仕様で、コレクションする際への雰囲気も演出。

全長：約25cm
装弾数：5発 (.44スペシャル)
使用電池：CR2032


『デッカードブラスター』とは、1982年のリドリー・スコット監督によるSF映画『ブレードランナー』において、ハリソン・フォード演じる主人公リック・デッカードが使用していた架空のブラスター拳銃の通称です。

SF映画史において五本指に入るといっても過言ではないほど有名なプロップガンの一つであり、これまで留之助商店のみならず、多数のメーカーからデッカードブラスターを題材にしたモデルガン、エアガン、ガレージキット、ミニチュア、水鉄砲などのグッズが作られてきました。

デッカードブラスターは、実銃の部品を元に製作されているのも大きな特徴です。
未来世界が舞台でありながらハードボイルドで現実的な雰囲気の架空銃というのがコンセプトになっており、主要部分には当時安価なサタデーナイトスペシャルとして普及していたチャーターアームズ製のブルドッグ.44リボルバーを利用し、そこにステアー製のモデルSLライフルのパーツを組み合わせて製作されました。

トリガーが二つ存在するのは、実弾を装填したリボルバーと、その上部に装着されたサブウェポンを任意で使い分ける為とされています。
モデルSLライフルのレシーバーとボルトを加工して製作されたサブウェポン部分は、先端に電極の様なパーツが装備されており、劇中で実際に使用するシーンこそ無いものの暴徒鎮圧用の電撃銃ではないかと解釈されています。
なお、このダブルトリガーのアイデア自体は、もともとモデルSLライフルが2本のトリガーを同時に引くことで射撃を行う特殊なデザインになっていたことから着想を得ています。

銃身下にあるレーザーモジュール風の四角いパーツは、元はモデルSLライフルのマガジンで、撮影に使われたプロップガンにはこの内部に電光ギミック用のバッテリーが仕込まれていました。
作中の設定として実際どのような役割を果たすものかは公式に言及されていませんが、サブウェポン用のマガジン説、シリンダー横の緑LEDから照射可能なレーザーモジュール説などが考えられています。

なお、デッカードブラスターは作中のロサンゼルス市警の標準装備として登場しますが、デッカードが使用するモデルはグリップが琥珀色、一般警官が使用するものはグリップが黒色という形で区別がされています。


後年になって続編『ブレードランナー 2049』の制作が始まった際、前作で使用されたプロップガンは全てコレクターに売却され失われていたことから、新たに用意するプロップとして白羽の矢が立ったのが留之助商店製のモデルガンでした。
アメリカのスタジオに引き渡されたそれらを元に、実銃パーツを組み込んだ発火用プロップや、スタント用の無可動ラバーガンなどが作られ、実際の撮影に使用されました。

それまで数多くのメーカーがデッカードブラスターの非公式トイガンを製品化していましたが、このように本家に逆輸入されて公式化してしまったのは映画史から見ても非常に稀な出来事といえるでしょう。
ハリウッドが選んだ【実物】のブラスター、それが留之助ブラスターです。