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【特選中古品】金属モデルガン MGC モーゼルHSc タニオアクション
商品の状態:傷あり 発火済み
付属品:本体、箱、カート5発 (説明書なし)
中古特価品につき、ノークレームノーリターン商品になります。ご購入後の返品交換はご遠慮ください。
改正銃刀法適合認定 SMG刻印入りの製品です。
カートは発火痕があります。
※構造上、トリガーの引く力が不十分だと装填・排莢不良が起きます。必ずトリガーは一気に引き切るように作動させてください。(それでも古い設計の製品のため、快調な排莢アクションには慣れが必要です)
【商品詳細】(スペックは新品時の情報です)
現在は廃業となっているMGC製の金属モデルガン『モーゼルHSc』です。
ダブルアクショントリガーを引く力のみでスライドを前後に稼働させる『タニオアクション(スライドアクション)』メカニズムが採用されており、火薬の有無にかかわらずカートの装填・排莢アクションが楽しめます。
古い製品ながら、動作性を重視しつつも極力デフォルメを減らした小林太三氏こだわりの設計となっており、セフティはもちろん、疑似的なスライドストップ機能も持っています。
全長:165mm
重量:約620g
装弾数:8+1発
使用火薬:5mmCAP
MGCにおいて最初にモーゼルHScモデルガンが製品化されたのは1968年のことで、ワルサーPPK、ルガーP08、ワルサーP38に続くドイツ拳銃シリーズの第四弾でした。
本製品の最大の特徴は「1丁で2丁分楽しめる!」というキャッチコピーで宣伝されていたコンバージョン機構で、これはスライドとハンマーを交換するだけで簡単に、発火アクション重視の『タニオアクションモデル』とリアルな手動装填排莢が楽しめる『デラックスモデル』の2タイプに換装が可能というものでした。
小林太三氏の設計により、実銃に近いパーツ構成を維持したままタニオアクションも可能なモデルガンとして完成しており、同動作機構のシリーズの中では屈指のリアリティを持っていました。
1977年の銃刀法改正により金属モデルガン規制が課されてデラックスモデルは販売終了となりましたが、タニオアクションモデルは規制適合の改修が行われた上で販売が続けられました。
ちなみに、スライドには正しい口径の「7.65mm」と刻印されているにも関わらず、チャンバーに「7.63mm」と誤った刻印がされているのもこの製品の小さな特徴の一つです。
何か深い意味があるのではなく、本当に単純なうっかりミスであり、気付いた頃には金型が出来上がって修正不能であった為、結局そのまま出荷、そして生産終了までこの仕様で最後まで押し切ることになりました。
しかしMGC亡き今では、そんなミスも何だかこのモデルガンのアイデンテティとも感じられるような、憎めないエピソードに思えることでしょう。