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【特選中古品】発火モデルガン　MGC　.44オートマグ　ブラックABS　紙火薬仕様　初期型金属ボルトモデル

商品の状態：傷や汚れあり　発火済
付属品：本体、箱、説明書、カート4発
中古特価品につき、ノークレームノーリターン商品になります。ご購入後の返品交換はご遠慮ください。

初期型の金属製ボルト仕様のモデルです。
フレームがシルバーに塗装されています。

※
デトネーターとカート内にどちらも強い錆付きがあります。
現状カート装填しようとすると錆びたデトネーターがガリッと引っかかって正常な装填・撃発・排莢ができません。
本来であればデトネーターは外せる構造ですが、錆びついて現状外れなくなっています。（強引に叩き抜く必要があります）
鑑賞向けかパーツ取り、またはレストア可能なユーザー様向けの商品となります。

※
旧紙火薬発火仕様のため、現行のモデルガン用キャップ火薬は使用できません。


【商品詳細】

現在は廃業となっているMGC製のモデルガン『.44オートマグ』です。
モデルガン用の火薬が紙火薬だった古い年式の製品です。ボルトは金属製です。

全長：280m
装弾数：6+1発
使用火薬：旧紙火薬

強力なマグナム弾を射撃できるオートマチックとして当時話題であった『オートマグ』をモデルガン化した製品で、その迫力あるSF的なフォルムと相まってMGCの人気商品シリーズとなっていました。
ブラックモデル、シルバーモデル、HWモデルと外観バリエーションが豊富で、なおかつ通常の「ブローバックモデル」と、手動で装填・排莢を行う安価な「スタンダードモデル」という仕様に分かれて広く販売されました。
なお、初期型では金属製ボルトが組み込まれており規格外のリコイルの発火アクションを楽しめたと云われていますが、その後すぐに自主規制でABS製ボルトに改められてしまいました。


実銃の『オートマグ』は、1970年にアメリカのオートマグ・コーポレーションから発売された.44口径自動拳銃です。
当時最強のマグナムであったS&W M29の.44マグナム弾を超える威力の特製弾薬『.44AMP弾』の射撃に耐えうるよう、本体は頑強なステンレス鋼が用いられ、ボルトの閉鎖機構は自動ライフルに採用されるようなターンボルト・ロッキングシステムが組み込まれるという大仰な仕様を持っていました。
しかし、事前評判では大きな期待を集めていたものの、いざ発売してみると動作不良が多発しまともに撃てるものではなく、「オート・ジャム」という蔑称が付けられるほど不評となり、あっという間にオートマグ・コーポレーションは倒産へと追い込まれてしまいました。

オートマグのオリジナルは不遇な運命となっていましたが、後に生産を引き継いだAMT社は映画『ダーティーハリー4』において主演のクリント・イーストウッドへ直々にカスタム済みのオートマグを提供し、そこから大きな注目と人気を集めることに成功しました。
(なお、その贈呈されたモデルは特別仕様の刻印にちなんで「CLINT-1（クリントワン）」と呼ばれています)

紆余曲折ありながらも現在においても復刻版が流通しており、アメリカを代表する(?)息の長い自動拳銃の一つになっています。