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【特選中古品】発火モデルガン　MGC　コルトM16A1カービン M653(バーンズモデル) セミオート　ABS CP-BLK

商品の状態：傷や汚れあり　発火済
付属品：本体、箱、カート10発　（説明書なし）
中古特価品につき、ノークレームノーリターン商品になります。ご購入後の返品交換はご遠慮ください。

※
フルオートシアーが外されており、セミオートオンリー仕様になっています。

本体は発火済みで、内部には顕著な錆汚れがあります。
付属するカートはスペアの未発火品になります。
スリングが装着されています。

※
フレームのピン付近に見える大きいキズはフレームの割れではなく、金属工具によるものと思われる浅い引っ掻き傷です。破損ではありません。


【商品詳細】（スペックは新品時の情報です）

現在は廃業となっているMGC製発火モデルガン『M16』です。
後期に発売されたABS製フレームのCPカート発火モデルになります。

映画『プラトーン』のバーンズ軍曹が使用したことで俗に「バーンズモデル」とも呼ばれる、『M653カービン』仕様の製品です。
20連マガジンが標準付属しています。

装弾数：20発
対応火薬：7mmMGCAP
セミ/フルオート　（※本商品はセミオートのみ）
CPカートブローバック

MGCが最初にM16のモデルガンを発売したのは、一度目のモデルガン規制（46年規制）から間もない1973年のことでした。
それは金属製の発火モデルガンで『M-16E1』という商品名になっており、現在で云うM16A2タイプのハンドガードを装備した外観となっているのが特徴でした。
後に非常に人気の高いM16A1モデルもラインナップされ、紙火薬によるセミ/フルオートでの発火ブローバックが楽しめる業界初の製品であったことから、たちまちベストセラーとなりました。

M16モデルガンシリーズは海外にも輸出販売され、実銃を入手できる本場アメリカであっても安価で安全に楽しめる玩具として人気を博しました。うち一挺は、実銃M16の設計者であるユージン・ストーナー氏にも寄贈されています。
MGCのM16は映画やドラマの撮影用の小道具としても需要があり、『地獄の黙示録』『フルメタルジャケット』『死霊のえじき(デイ・オブ・ザ・デッド)』などの名だたる傑作映画に登場しています。
初期の製品であれば、ボルトフォワードアシストがレシーバー締結用のネジになっている独自の外観から判別が可能です。

二度目のモデルガン規制（52年規制）を経てプラスチック製モデルガンが主流となり始め、1980年代に入ると、小林太三氏により発火信頼性の優れたCPブローバックのメカニズムが開発され、そのCP発火モデルガン第一弾としてABS製にリニューアルされたM16A1モデルガンが誕生しました。
抜群の動作性を誇るうえ、外観や構造もさらに実銃に近づいた、まさしく「最強のM16モデルガン」でありました。

しかしながら1980年代後半になるとエアソフトガンがブームになり、サバイバルゲームへの使用を見越した優れた設計のエアガン製品が増え始めたことにより、モデルガン市場が下火になっていきます。
MGCもエアソフトガンに開発リソースを割かざるを得なくなったことで、最高の設計であったはずのM16モデルガンの生産も限られたものになっていきました。

故に、MGC亡き今では、海外輸出まで見越して大量生産された金属モデルガンM16と比較して、CPカート仕様モデルガンM16シリーズはいずれも現存数がかなり少ない状態となっています。
なお、このリニューアル仕様のM16モデルガンの金型はMGC廃業後、某エアガンメーカーに引き取られ別の商品へと改修されてしまったとされており、今後の復刻モデルガン登場の可能性はほぼ無いと見られます。