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【特選中古品】金属モデルガン　コモダ　ブローニング .22オートマグ 5インチ (FNブローニング・メダリスト.22) 　

商品の状態：傷あり　カートなし
付属品：本体のみ
中古特価品につき、ノークレームノーリターン商品になります。ご購入後の返品交換はご遠慮ください。

改正銃刀法適合認定 SMG刻印入りの製品です。

カートリッジが付属していません。
内部汚れはほとんど見受けられませんが、未発火かどうかは判然としないものになります。
動作については正常です。

※
旧設計のモデルガン製品は、動作性や耐久性は現行新品モデルガンに及ばないものとなります。
現行製品と比較して動作が渋めで破損リスクもある商品となりますので、コレクション向けとしての現状品販売になります。
動作性重視でお求めの場合は自力でのメンテナンス調整が可能な上級者様向けとなりますので、予めご了承ください。



【商品詳細】

現在は廃業となっている小茂田商店（コモダ）から発売されていた珍しい金属モデルガン『ブローニング.22オートマグ』です。
トリガーを引く力でスライドが前後に動くタニオアクション式となっています。

タニオアクション（スライドアクション）とは、かのMGCが最初のモデルガンブーム初期の1960年代に開発した疑似的なブローバック機構です。
トリガーを引くと同時にスライドが後退を始め、引き切るとシアが外れてスライドの前進と撃発を行うという構造であり、現在のブローバックモデルガンと比較するとリアリティに欠けるとはいえ、火薬やカートの質に関わらず確実性の高いダブルアクション式セミオートで連発が可能な、当時としては画期的なシステムでした。
ちなみに開発者はトイガン界のレジェンドである小林太三氏で、『タニオ』とは幼少期のあだ名からとられたものです。

1970年代になると火薬の力でブローバックするさらにリアルな構造のモデルガンが新しく登場したことから、旧式となったタニオアクションモデルガンは減少の一途を辿る運命となりましたが、この『ブローニング.22オートマグ』は1978年に登場しました。
言うまでもなく、当時は既に火薬ブローバックによる自動拳銃モデルガンが多数普及していたため、この製品はあまり支持を獲得できないまま早いうちに市場から姿を消してしまいました。

トイガン界においては小茂田商店の製品は非常にマイナーな部類であり、実際に過去のラインナップも「ワルサーP38」「ワルサーPPK」「ブローニング.380オート」といった他社の後追いのような機種が大半で評判も特段良いとは言えないところですが、最後に発売されたこの『ブローニング.22オートマグ』については一風変わった独自路線の機種であり、ひょっとすると最後の最後で方針を転換してマニア受けを狙った真っ当な勝負を挑もうとしたのではないか…と意味深な想像をさせられます。


元になった実銃は、競技用ピストル『FNブローニング メダリスト.22』です。
「オートマグ」というのは公式名ではありませんが、小口径版オートマグをほうふつとさせる力強い形状と、バレルの下に狙いを安定させるためのフォアグリップが標準で備わっているのが特徴です。

全長：240mm
重量：850g
装弾数：10発
対応火薬：5mm MGCAP
タニオアクション・ブローバック