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【特選中古品】発火モデルガン　コクサイ　S&W M28 NEW ハイウェイパトロールマン.357　4インチ　マットブラックABS

商品の状態：傷あり　箱なし　未発火
付属品：本体、カート6発
中古特価品につき、ノークレームノーリターン商品になります。ご購入後の返品交換はご遠慮ください。

未発火となります。

※
本製品の発火カートリッジは全長の短いコクサイ旧型.357シリーズ専用のものを使用します。
後期のABS/HW用フルサイズカートリッジは使用できません。
また、現行製品では「C-TEC　オールインワン .38スペシャルカート」が互換品となります。

※
製造から長い年月が経過している製品の為、動作性や耐久性は現行新品モデルガンに及ばないものとなります。
現行製品と比較して動作が渋めで破損リスクもある商品となりますので、コレクション用途としての現状品販売になります。
動作性重視でお求めの場合は自力でのメンテナンス調整が可能な上級者様向けとなりますので、予めご了承ください。

※箱なし中古品は、代替の箱を用意して発送いたします。


【商品詳細】（スペックは新品時の情報です）

現在は廃業となっているコクサイ製の発火モデルガン『S&W M28ハイウェイパトロールマン』です。
マットブラックABS製、銃身は4インチです。グリップはプラスチック製です。

S&W社の実銃の「ハイウェイパトロールマン」とは、同社初の.357マグナム用リボルバーとして登場したM27の廉価版であるM28に与えられた愛称であり、法執行機関への普及を念頭に置いて公式に設計された初の.357マグナムリボルバーともいえる存在です。
M27と同じく、後年にはS&W M29 .44マグナムにも採用されることになる大柄のNフレームが使用されていることが特徴で、重く大きく携帯性という面ではいささか難がありますが、安価かつオーバースペックなほど頑丈で荒々しい運用にも耐えうるという利点は法執行機関にとっては重要なメリットでありました。
M28はフロリダ州、ジョージア州などのハイウェイパトロールに採用されたほか、ニューヨークやサンフランシスコなどの警察用拳銃としても配備され、後にM19コンバットマグナムが登場してからもM28は信頼性にこだわるユーザーの厚い支持を受け続け、1954年から1986年まで生産されました。
また、主役級の華があるようなモデルではありませんが、1970年代～90年代のアメリカの映画やドラマにおいて警察関係者、警備員、探偵などの役柄のキャラクターが使う銃として地味ながら登場例が多いものとなっています。

全長：235mm
装弾数：6発
対応火薬：5mmMGCAP

コクサイのハイウェイパトロールマンは、後にモデルガン愛好家の間で「リボルバーのコクサイ」というイメージを広く定着させるに至った、リボルバーモデルガンメーカーとしての大出世作のひとつともいえる製品です。

「ハイウェイパトロールマン」は、もともとMGCが1972年にABS製モデルガン第一号として発売したオリジナル設計のモデルガンに与えられていた製品名で、その当時は銃刀法改正により金属製モデルガンに厳しい規制が敷かれていた為、それらに代わる新世代のモデルガンとして国民的ベストセラーとなってドラマや映画の撮影用小道具としても好んで使われていました。

過酷なモデルガン開発競争が行われていた時流の中で、特に名指しで互いの製品を非難しあうほどMGCと犬猿の仲であったコクサイは、明らかに既存のMGC製品に酷似したモデルガン新商品を次々とぶつけていく恐れ知らずの武闘派メーカーであり、当然その名作ハイウェイパトロールマンも例外ではなくターゲットとなっていました。
初期に「コクサイ ハイウェイパトロールマン モデル28」として発売した製品も、刻印が少し異なる程度で基本的な外観やメカニズムはほとんどMGCのクローンであり、先方から助走をつけて強めに殴られても仕方がないクオリティの製品となっていました。
色々な意味で様々な事がおおらかだった昭和の時代とはいえ、流石にこの節操のない手法は業界の内外からの強い批判を受けることは避けられず、コクサイは徐々に実銃のメカニズムの再現に注力したオリジナル製品の開発に力を入れていくようになります。

1981年、プラスチック製モデルガンとしてS&Wのリアルなダブルアクションメカニズムを搭載し、「NEW」と冠していちはやくリメイクされたのはこのM28ハイウェイパトロールマンであり、「リボルバーのパイオニア：コクサイ」と自称する肩書に恥じないハイパトの決定版的な位置づけの製品として輩出されたものでした。
そのセールスが果たしてMGCのオリジナルを越えることが出来たかどうかはさておき、ここから続いていくコクサイの新生・S&Wリボルバーモデルガンシリーズは、手に取りやすく遊びやすい仕様ながらリアル志向のアクションが楽しめると大好評で、そのメーカー活動が終了となるまでの数十年間、確かに名実ともに「リボルバーのコクサイ」という評判を確固たるものにしました。