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【特選中古品】金属モデルガン　CMC　US M2カービン セミ/フルオート　スリング＆薬莢セット付

商品の状態：傷や汚れあり　未発火
付属品：本体、箱、発火カート5発、実弾空薬莢40発、スリング（説明書なし）
中古特価品につき、ノークレームノーリターン商品になります。ご購入後の返品交換はご遠慮ください。

改正銃刀法適合安全認定済、SMG刻印入りの製品です。

セレクターの装備されたM2カービンになります。マガジンはショートタイプです。
ボルトは円筒形のノーマル仕様で、ロータリーボルトの製品ではありません。

未発火となります。純正アルミカートは5発付属しています。
スリングオイラー付きスリングと、実弾.30カービン弾の薬莢が40発が追加付属します。
（※薬莢はリム形状が異なるため、モデルガンに装填/排莢するには加工が必要です）

動作痕や、経年による汚れなどがあります。
箱も古びており傷みがあります。

装填・排莢の動作は正常です。

※1
フロントサイトが若干右に傾いた状態で固定されています。
サイトはバレルから外すことは出来ず、そのバレル部もレシーバーに圧入されており通常分解できる構造ではないため、製造時のミスと推定されます。
この修正を試みる場合は、圧入されたバレルを外した上で再加工する必要があると思われます。
現状品となりますのでご了承ください。

※2
機構上はセミ/フル切り替え式となっておりますが、実際にフルオート発火作動させるには調整が難しい機種とされています。

旧設計のモデルガン製品は、動作性や耐久性は現行新品モデルガンに及ばないものとなります。
現行製品と比較して動作が渋めで破損リスクもある商品となりますので、コレクション向けとしての現状品販売になります。
動作性重視でお求めの場合は自力でのメンテナンス調整が可能な上級者様向けとなりますので、予めご了承ください。


【商品詳細】（スペックは新品時の情報です）

現在は廃業となっているCMC製の金属モデルガン『M2カービン』です。

M1カービンから派生したバリエーションで、フルオートセレクターを追加搭載することでアサルトライフルのような運用を可能とした珍しいモデルであるM2カービンを金属モデルガンとしてリアルに再現しています。

装弾数：20発

MGCと双璧をなすモデルガンメーカーとして知られるCMCの代表作のひとつが、M1カービンです。
現在でも金型を引き継いでリニューアルされたものがタナカワークスから販売が続けられている、今なお根強い人気を誇る製品です。

CMCからM1カービンモデルガンが初めて発売されたのは1971年の末のことで、それは銃刀法改正により金属モデルガンに厳しい制限が設けられたいわゆる『46年規制』が始まってから間もない時期でした。
設計を務めたのはトイガンデザイナーのレジェンド：六人部登氏で、もともと個人の独立ブランド『六研』から発売したM1カービンモデルガンを土台として、それを新規制に適合するよう改修しブラッシュアップするような形で制作されました。
また、その当時は米軍から払い下げられたM1カービンを含む古い銃器の（銃刀法に抵触しない）パーツが多く流通していたため、それを設計の参考にするのみならず、初期ロットでは実際にそのままモデルガンに組み込んだものが発売されていたのも大きな特徴です。
具体的にはストックとリアサイトが初期では実銃のものが使用されており、人気が高まって量産ラインが整ってからはモデルガン用に製造されたものに切り替わっていきました。ちなみに、初期製品のリアサイトは調達の都合からスプリングフィールドM1903A3のものが転用されており、実際のM1カービンのリアサイト形状が再現されたのはモデルガン用の亜鉛合金製のものが出来てからでした。

そのような次第で、当時の水準としては非常にリアリティの高いモデルガンであったため、安全基準を満たした合法的な製品であったにもかかわらず、メーカー側で自主的に、販売の際には購入者の氏名・年齢・住所の提出が必要という物々しい対応を行っていました。
それであってもM1カービンシリーズは映画やドラマのブームも相まって大ベストセラーとなり、幾度となくマイナーチェンジが重ねられたうえでCMCが廃業となるまで販売されていました。
最後期に出荷されたロータリーボルトのアクションを再現した最もリアルな製品は、CMC純正のもの自体は数少ないものの、その金型はタナカワークスに引き継がれたことで新仕様として復刻改修され現在でも流通が続くに至っています。