S&W社のチーフスペシャルをベースに、衣服などに引っ掛かることを抑えるためにハンマーを覆い隠したモデルが護身用途として開発され、「ボディーガード」の名称で一般に販売されました。
このモデルは、完全にハンマーを覆ってしまうダブルアクションオンリーの「センチニアル」と異なり、ハンマーの先端部分が露出しており、シングルアクションも可能なモデルでした。初期はアルミフレームの軽量版(後のM38ボディーガードエアウェイト)のみでしたが、スチールフレーム版もラインアップに追加され、それを「M49ボディーガード」としました。
基本的には2インチバレルのモデルが思い浮かびますが、3インチバレルのモデルも存在しました。携帯性が犠牲になり全体的なバランスは崩れましたが、1インチ長いバレルとシングルアクションとの併用で命中精度の向上が望めました。また、2インチモデルよりも長いエジェクターロッドを使用できるようになり、.38 Special弾の排莢が確実に行えることも利点でした。実銃の3インチモデルは生産数が非常に少なく、プレミアのつくモデルになっています。
【商品詳細】
全長:187 mm
重量:430 g
装弾数:5 発
備考:
主要材質 HW樹脂+亜鉛ダイカスト
.38スペシャル発火カートリッジ5発付属
7㎜キャップ火薬使用発火式
フレームタイプ Jフレーム・ラウンドバット
¥27,800(税込)
メーカー希望小売価格:¥31,350