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マック堺さんの動画レビューで実際に使用した商品です。
撮影で使用したターゲットペーパーと、特製ステッカーが付属します。
【商品詳細】(スペックは新品時の情報です)
現在は廃業となっているMGC製のガスガン『ウィルソンLE』です。
固定スライド仕様ガスガンで、ホップアップ非搭載になります。
装弾数:10発
固定スライド セミオート
ホップアップ無し
本製品は『ハレットアクション』というMGC独自開発のユニークな機構を搭載した固定スライドガスガンです。
ガスブローバックという技術が無かった時代、1985年に発売されたMGC製の固定ガスガン第一弾であるベレッタM93Rは外観と実用性を両立したベストセラー商品となり、そこから次のシリーズとしてS&Wオートへと派生していきました。
そうなると王道のガバメント系のガスガン化も熱望する声も高まっていくのは自明の理でしたが、M93RやS&Wオートと違ってシングルアクショントリガーであるガバメントは、通常の設計ではトリガーを引くだけでハンマーを稼働させることが出来ないという難題がありました。
ハンマーを完全に無可動ダミーとしたりトリガーをダブルアクションに変更するといった妥協案もあったものの、当時のMGCの設計開発責任者であった小林太三氏の強いこだわりから、固定ガスガンながらガバメントのハンマーのアクションも疑似的に体感できるメカニズムである『ハレットアクション』が新規に開発されました。
これは、初期状態からハンマーがコックされており、トリガーを引き切るとハンマーが落ち、トリガーを離すと再びハンマーが自動コックされるという、言うなれば「逆ダブルアクション」のようなユニークな機構です。
この新メカニズムにより、ガス発射と連動してハンマーも叩かれるという当時としては非常にリアルな射撃アクションを楽しめるガバメント固定ガスガンが誕生することになりました。
MGCのハレットアクション固定ガスガンの第一弾として登場したのはガバメントのカスタム派生型であるウィルソンLEでした。
これは設計上トリガーストロークを確保するためにトリガーを大型化する必要があり、オリジナルのガバメントでは外観に違和感が生じてしまうことから、形の必然性を保つための機種選定でした。
そうした製品化までの様々なこだわりは功を奏し、ガスガンを利用したシューティングマッチのブームの火付け役にもなっていきました。
¥25,800(税込)